海外に看護留学するのに必要な費用

看護留学の種類

海外での活躍の場を広げることに役立つ看護留学ですが、どのような種類があるのでしょうか。看護留学は大きく分けて、「医療英語を学ぶコース」「実際の医療現場で就労経験をするケース」「その国の資格取得を目指すコース」の3つのコースがあります。
「医療英語を学ぶコース」は、実際に医療現場で使われている英語を学ぶコースです。患者さんや他のスタッフとコミュニケーションを取るには会話が重要です。病名や医療器具などの専門用語は一般的な英会話ではなかなか身につきません。医療英語を学ぶコースは短期間でも参加できるため、このコースを選ぶ人はたくさんいます。医療英語を知っていると海外での仕事がスムーズに進むだけではなく、日本で海外からの患者さんを受け入れる際にも役に立ちます。
海外の医療現場の様子を直接確認してみたい、という人におすすめなのが「実際の医療現場で就労経験をするコース」です。未経験者が参加できるプログラムもあり、海外の勤務経験がなくても気軽に参加できるようになっています。より実践的な場面で英語を使うことになるため、英語力のアップにもつながるでしょう。
その国の資格が必要な場合は、看護資格が取得できる大学に入学して必要な科目を受講し、試験に合格しなければなりません。資格取得を目指している人におすすめなのが、「その国の資格取得を目指すコース」です。

費用はどれくらい？

看護留学は目的や期間ごとにさまざまなプランが準備されているため、自分に合ったものを選ぶといいでしょう。看護留学の費用は目的や期間によって異なります。留学費用を国・期間ごとに紹介するので参考にしてください。
アメリカに留学する場合は、1ヶ月なら25～50万円、3ヶ月なら70～120万円、半年なら120～200万円、1年なら250～500万円ほどかかります。イギリスに留学する場合は、1ヶ月なら25～70万円、3ヶ月なら50～100万円、半年なら100～180万円、1年なら200～400万円ほどかかります。オーストラリアに留学する場合は、1ヶ月なら20～40万円、3ヶ月なら50～100万円、半年なら100～170万円、1年なら200～300万円ほどかかります。

目的によってビザも変わる

海外で生活するにはビザが必要ですが、看護留学の目的によってビザの種類も変わります。海外の医療現場で働きながら学ぶコースの場合は就労ビザ、海外の大学に通い資格を取得するコースの場合は学生ビザになります。
看護留学についてさまざまな情報を紹介している「看護留学.com」ではさらに詳しく説明しているので、ぜひそちらも参考にしてください。